建設業ではたらく仲間をサポート

２９人の２０期生は１８歳から５４歳までのバラエティーに富んだメンバーです

　【技術研修センター・吉川新吾記】東京建築カレッジの第２０期生の新入生は２９人（うち女性は４人）です。４月１日、東京土建技術研修センターで開かれた入学式では、「前期よりも１０人もふえた。母体としても一安心」（人見大委員長）、「全建総連の関連職業訓練校でも入校者が大幅にふえた。建設業界でがんばろうという若い人がふえている」（全建総連東京都連・堀井晶書記次長）など、入学生の増加を喜ぶあいさつがあいつぎました。新入生を代表して新留有華乃さん（１９歳、多摩・稲城支部）は、「精一杯努力し、技術の基礎を修得します」と決意表明。
　２０期生の年齢の幅は１８歳から５４歳。半数近くが大工、タイル、左官、内装、水道設備、リフォームなどの現場で活躍している人ですが、これに造園業や施工管理、建築事務からの挑戦組と未経験者が加わり、バラエティーに富んだ構成です。「みんなの熱意はスゴイ！自分もがんばる！」という声もあがっています。
　カレッジは来年１月、２０周年記念式典の開催を予定しています。第２１期生３０人を確保する大運動をすべての分会、群、事業所や現場で広げましょう。カレッジの魅力を語り広げる見学会や学校説明会をご活用ください。
〈カレッジ見学会〉５月２９日（金）江東実習場、午後１～５時。予定日以外でも見学できます。事前にご連絡ください。
〈第１回学校説明会〉７月２２日（水）
〈第１回入学選考会〉８月５日（水）


「跡継ぎできそう」
事業主懇談会を開催

　【カレッジ発】カレッジ入学式の４月１日の昼休み、研修生派遣事業主懇談会に９社１０人と平井理事長・岩佐副理事長・近藤専務・橋本先生が出席しました。
　事前に名刺と会社紹介（１社Ａ４版１枚）を印刷した文書を配布、各社自己紹介。「自分の子どもがこの学校を選んではいりたいといったので、後継ぎができそうで期待している」「若い人に系統的、総合的に技能を身につけていただけることに期待している」などの事業主からの発言がありました。
　橋本先生からは、「あいさつする、約束を守る、整理整頓など基本的なことから、人としてものを考えながら技能者になっていける土台をつくります、ともに協力し合って技能者を育成していきましょう」との話がありました。

子供神輿　矢部恒久・岡部英則・木口駿太・ 鈴木元大・本田陽介・野口蒼（作）

反り隅木　吉澤崇・眞山はせな・高野貴（作）

戸袋　浅見拳太（作）