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○ ねらいは生涯派遣と働かせ放題

広く労働者に訴えて
派遣法と労基法改悪を阻止する

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外国人の仲間とともに2つの悪法を廃案にするとアピール

 「ことは残業代ゼロだけの問題ではない、人間らしい生きる時間を奪うものだ」。
 安倍政権が今国会での成立をもくろむ、正社員をゼロに、生涯派遣で働かせようとする「労働者派遣法」と残業代を払わず労働時間1日8時間の大原則をはずし何時間でも働かせることをねらう「労働基準法」の改悪を阻止しようと開かれた5月14日の「取り戻そう生活時間と安定雇用、許すな!雇用破壊5・14ACTION」で呼びかけ団体である日本労働弁護団の棗一郎弁護士が訴えました。
 集会は連合、全労連、全労協など労働組合の枠をこえ、日比谷野外音楽堂に2500人(東京土建52人)が参加、多くの労働者に問題点を訴え、オールジャパンで2つの悪法を廃案にすると決意。
 集会には日本企業で働く外国人も参加、「今も長時間働いている、働いた分は給料を払うのは当然」とジョンさん(アメリカ)。アピール採択後、国会請願にむかいました。


消費税導入と同じ手口
はじめ狭く、のちに拡大

 残業代ゼロ法案について、塩崎恭久厚労相は4月20日の日本経済研究センターの会員会社・社長朝食会で「経団連がさっそく(対象者となる)年収1075万円以上を下げるといったもんだから、まぁ質問がむちゃくちゃきましたよ。ですから皆さん、それはぐっとガマンしていただいて、とりあえず通すことだといってご理解いただけると大変ありがたい」と発言。
 これは、まずは対象者をせばめて「残業代ゼロ法案」を導入し、その後要件をゆるめて、あとで対象者を広げる(経団連は以前、年収400万円以上の残業代をなくせと提言)ことをねらったものです。
 最初は対象者を限定し、じょじょに広げていった派遣法や最初は3%だった消費税が10%にされようとしているものと同じ手口です。


わかりやすい動画が公開中

IMAGE 今回の労働基準法の改悪の問題点をブラック企業被害対策弁護団がわかりやすくまとめた動画「ブラック法案によろしく」をインターネット上で無料で公開しています。
 これは人気漫画「ブラックジャックによろしく」を2次利用したもので、あわせて撤回を求めるネット署名も行なっています。








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