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○ これからも復興支援を

気仙沼で住宅デー
上棟式のモチまきに歓声/葛飾

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この日一番の盛りあがりを見せた葛飾の上棟式

 【葛飾・ガス・大山艶子通信員】9月5日~6日にかけて、3回目となる「復興支援住宅デー」を今年は震災後一番初めにできた仮設住宅「気仙沼公園住宅」に行ってきました。支部からは37人が参加しました。
 5日に、気仙沼に到着すると去年復興住宅デーを開催した「面瀬住宅」に何人かで訪問し、自治会長さんらと懇談しました。すでに3分の1ほどの住民が公営住宅等へ移転していると伺いました。
 6日当日、おりからの台風の影響が心配され、準備中は雨でしたが、開催する頃には雨もあがり想像以上の多くの来場者で、包丁研ぎ・工作教室・まな板削りは大盛況で、昼食もとれないほどのにぎわい。模擬店の焼きそば・フランクには大行列で予定の数がなくなり、近くのスーパーに買いに走りました。
 住宅デーでは上棟式も行ないモチや菓子をまくなど、この日一番の大盛り上がり。参加者全員で写真も撮り、復興住宅デーを終えて帰途につきました。


福島で包丁とぎ
原発事故の二重の苦しみも/江東

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仮設住宅にすむ人たちを住宅デーで励ました江東

 【江東・内装・山田義友記】9月12日~13日被災地ボランティアに初めて参加。
 何かしたい、何か役に立ちたいと思いながら、いつの間にか4年半がたってしまった。
 立ち入り規制された浪江町へ相馬市からゲートを一つ一つチェックされながら通過するたび無人の生活感のない荒廃した町。津波の被害はなかったものの地震で倒壊した家家は、時を止めた。商店街と呼ばれた通りを抜け請戸漁港へこれが津波か。ひど過ぎる、すべてのものを飲み込んで消し去った。
 さらなる苦しみ原発事故だ。ここが日本。高度な科学技術を誇るこれが日本だ。
 今、現在、安否確認さえ取れてない児童、生徒がいるこれが現実の日本だ。放射線量がいまだ高いままなのに早く収束を図るために住民を帰宅させようとする現実をみた。
 2日目は福島市の南矢野目仮設住宅で包丁研ぎ、木工教室、炊き出しをしながら住民の人びとから話をきいた。
 「もうすぐ、ここを出て息子のところで世話になります」とおばあさん。点点と空き家が目立った。


子どもたち興奮
大船渡で流しそうめん/目黒

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子どもたちに初めての体験をプレゼントした目黒

 【目黒・土木建築サービス・勝間田康之記】「少しでも寄りそい、今なにができるか」をみんなで考え、地元の建設業の仲間と一緒に子どもたちに笑顔をと、目黒支部は4回目の「東日本復興アクション」を9月11日~13日に2012年と同じ岩手県大船渡の長洞仮設住宅で目黒労協1人、世田谷支部2人、渋谷支部12人、目黒支部18人で行ないました。
 現地はハコもの以外復興はさほど進んでないと感じましたが、現地の人たちは元気で楽しくふれあいました。
 また、けせん組合、岩手県連、長洞、他支部の方と絆が深まり、神奈川土建相模原支部から2人の視察もあり、私たちの復興支援行動が影響を与えていると感じました。
 カフェコーナーでの石けんのデコパージュ(模様つけ)など模擬店はどれも大盛況。子どもたちには、流しそうめんが大人気で大はしゃぎ「初めて流しそうめんをした!」という声もあり、すばらしい笑顔であふれました。
 目黒支部では、これからも続けていける限り、絆を深めるため復興支援行動を行なっていきます。また、けせん建設職組合の応援にとけせん組合の名入のボールペン・タオルを各200本プレゼントしました。

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