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プラカードを持ち御殿場市内をパレードする宮田副委員長（最前列）

　【本部・友成京介記】「兄は事故死ではない、殺されたも同然だ」。会場の御殿場市民会館大ホールでは遺族の悲痛な訴えが響きわたった。自衛官の兄は訓練中の事故とのことだが、遺体は傷だらけ。いじめや暴力が原因ではと情報開示を求めたが、返ってきたのは黒塗りだらけの書類だったという。「ひと一人の命も守れないのに国を守るといえるのか。自衛官の命や人権を守ることが必要だ」と締めくくった。
　「富士山を撃つな！」をスローガンに１０月３１日、１１月１日に「２０１５年日本平和大会ｉｎ富士山」が静岡県御殿場市で開催され、戦争法廃止へ運動を交流、宮田副委員長と参加した。
　１日目はキャンプ富士や戦車道の視察。東富士演習場の面積は東京ドーム１９００個分の大きさで、戦争準備の演習場がそこにあった。
　２日目は御殿場市内を１２００人で平和を願うパレード。手をふる多くの市民に国民の願いを再確認した。