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○  早期全面解決を/首都圏建設アスベト訴訟

とびらこじあける
企業の共同不法行為追求/第2陣第8回期日

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アスベストで2人の兄を失った吉田さんが地裁前集会で早期解決を訴えた

 11月20日、首都圏建設アスベスト訴訟・第2陣第8回期日が東京地裁で行なわれ、国に4本、企業に2本の計6本の準備書面をもって主張、立証にのぞみました。国へは「一人親方に関する被告の主張に対する反論」などで、企業へは「『直接取扱い建材』による共同不法行為責任および加害者不明の共同不法行為の成立」などの準備書面です。
 入廷前の原告団、支援者による地裁前集会では、弁護団長の小野寺利孝弁護士は「メーカー責任、一人親方救済など認められていない『開かずの扉(とびら)』をこじ開けたい」と決意表明、原告の吉田重男さん(村山大和)は「私は67歳で原告では若い方だが、兄を2人アスベストで失っている。政治の力も借りて早期解決を」と訴えました
 その後、参加者は衆議院第1議員会館・大会議室に移動し報告集会。意思統一し、議員要請行動を行ないました。


関西で連続勝利し
国責任に決着と院内集会

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16人もの国会議員と会場からあふれるほど仲間がかけつけた院内集会

 大阪地裁1月22日、京都地裁1月29日と判決まで約2カ月と迫った11月19日、首都圏建設アスベスト訴訟統一本部は、関西アスベスト訴訟大阪と京都の原告団・弁護団と共催で「11・19建設アスベスト被害の全面救済を求める院内集会」を衆議院第1議員会館大会議室で開催、400人が参加しました。
 宮島和男首都圏訴訟統一原告団長が「アスベスト補償基金を創設させよう」と開会あいさつ、国会閉会中にかかわらず自民、民主、共産、維新、生活の党から16人もの国会議員がかけつけ、全面解決へ力をつくすとのべました。そして、村松昭夫大阪アスベスト訴訟弁護団長が連続勝利判決で国の責任を決着させ、企業と一人親方への責任で風穴をあける。判決の最後の決め手は世論、法廷外のたたかいを強めようと呼びかけました。
 また、田久全建総連労働対策部長は全面解決へ新たに全建総連として200万署名を取り組むとのべ、数多くの連帯や共同アピールなど全国に広がるたたかいを確信にがんばろう三唱で終了しました。

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