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○ 私のとっておきぜいたく Part2

 「けんせつ」2160号につづいて、通信員の仲間の「とっておきのぜいたく」を掲載します。新しい年になって、みなさんがしてみたいぜいたくは何ですか?


ご近所さんと交流
楽しいイベント開いて

 【江戸川・ガス工事・高田智子通信員】私のとっておきのぜいたくは近所の人たちと楽しいイベントを開くことです。
 私は1400世帯あるマンションに住んでいます。住民の人たちが楽しくイベントに参加してくれるかを、親しい仲間と知恵を寄せあって、話し合いを毎週、お酒を飲みながらしています。
 前回はアマチュアのオールディーズバンドを呼び、マンションの集会ホールを飾りつけし、パーティ会場に変え、安い飲食の売店を出して、150人が参加してくれました。
 リズムに乗って楽しく踊り、終ったあとには、住民の方は「とても楽しかった、また企画してね」と声をかけてくれます。
 企画した仲間も成功をよろこびあって、全員が笑顔で終りました。
 自分の住む環境から、いろいろな人たちと親しくなれること、1回の人生の中、お金で買えない、1番のぜいたくではないかと思っています。


健康な身体こその
山登りとうまいわき水

 【西多摩・瓦・高野初雄通信員】朝のニュースで、江戸川区で女子高生の遺体が見つかり、逮捕された29歳の男は「生活が苦しく、自暴自棄になって殺した」と供述した。
 私は、時間に余裕ができると山歩きを楽しんでいる。普段は近所の奥多摩の山を歩くことが多いが、たまには遠出をすることもある。
 南アルプスの甲斐駒ヶ岳という山をご存じだろうか。日本百名山の一つで、全国に18座ある駒ヶ岳の最高峰の山だ。その甲斐駒ヶ岳の登山ルートの一つに黒戸尾根、往復に10時間を超える長丁場だ。山頂に登りつめた達成感は格別だが、ルートの途中、七丈小屋の水場の水は、今までに飲んだどの水よりうまかった。
 さて、「私のとっておきのぜいたく」は、自暴自棄にならず生活し、好きな山に登り、うまいわき水を飲める健康な身体にほかならないと思う。


夕食は豪華舟盛り
年1回の仲間との旅行

 【町田・看板・前原勝美通信員】私のとっておきのぜいたくは、「ささやかなぜいたく」とかえて記事にしたいと思います。
 ほかの人たちから見ると、ぜいたくではないかもしれないけれど、年に1回だけ同業の気のあった仲間10数人で1泊2日の「研修旅行」という名目で旅行をすることです。
 その時の幹事は、私が受け持ちますので、仲間から行きたい場所を数カ所提出してもらって、無記名投票で2カ所を選出し、上位3カ所から、さらに投票によって決定する方式にしています。
 場所が決定すると、移動手段を協議します。その時に、飛行機、電車または、バスの中からひとつに決定する時が毎回苦労します。それというのは、飛行機嫌いの人が2人ほどいるので、多数決で交通移動手段を決定しています。
 遠い場所の場合は飛行機になります。温泉に入り、夕食には必ず豪華な舟盛りをたのむのが、私のささやかな「ぜいたく」です。


答えはいつも2杯目
奥さまに「何杯目?」ときかれ

 【練馬・配管工・上原誠通信員】私のぜいたくは、なんといっても飲酒です。
 健康診断では、いつも先生に「ほどほどに」といわれますが、やめられません。禁酒をするか、しないか飲みながら悩んでいます。
 仕事が終り、風呂に入ったあとのビールから始まり、梅酒、日本酒、焼酎のお湯割り、が毎日の日課。
 よいことがあっても、なくても、何もなくても飲んでいます。奥さまに、「何杯目?」ときかれると決まって「2杯目」と答えています。
 仕事も組合活動も、とても忙しい毎日で、アルコール量はふえているような気がします。
 子どもにも手がはなれ、一人酒の毎日ですが、私のいきがいであり、私の最高のぜいたくです。


なかよく家族くらす
結婚をする前に主人と約束

 【西東京・主婦・堀内清子通信員】私は3人の娘を育てあげました。主人に似て、かわいくて自慢の子です。
 私は20歳、主人は30歳のときに結婚しましたが、結婚式当日、大雨で長ぐつで式場に行きました。
 自分たちはルンルンでしたが、出席してくださった方を思うと申し訳なく、たくさんの人に囲まれて、主人と結婚できたことが、うれしくてうれしくて大泣きして、涙がとまりませんでした。
 結婚する前、主人と約束しました。お互い兄弟が多いので、皆となかよくすること、明るい家庭を築くこと、今でもそのことは守っています。
 特に、両親を大切にし、いなかに帰るたびに、東京に来てもらい、なかよくくらしました。3人の娘は10年の間によい人に恵まれ、結婚し、相手の両親にかわいがってもらっています。長女は離婚をしましたが、時どき相手の家に行って、私は孫に身体を大切にしてと話します。そんな孫娘が今年成人式を迎え、振袖姿の写真を撮りました。
 主人も私もニコニコ顔です。


給料日に山形の酒
刺身でちびりちびりと

 【練馬・配管工・松尾浩道通信員】私はあまりお酒を飲みません。飲み会でもほとんどソフトドリンクです。
 そんな私ですが、とっておきの日本酒が一つあります。山形のお酒で、地元の酒屋でふと気が向いて買った酒ですが、とてもおいしく、一口で好きになってしまいました。
 4合ビンという少ない量も自分にはピッタリ。給料が入るとスーパーで刺身を買い、ちびりちびりと飲むのがとっておきのぜいたくです。
 ただ、残念なことに地元の酒屋で置かなくなってしまいました。何軒か店を回ってみましたが、売ってません。別のお酒も飲んでみましたが、どれも気にいりません。飲めなくなって1年以上すぎ、しかたないので、ネットで注文しました。久しぶりに飲んで「やっぱりこれだなぁ」と久しぶりの味を楽しみました。
 通販は便利でよく利用しますが、好きなものはお店に足を運んで、手にとって買うのが、やはりワクワクするのです。


居酒屋での一人酒
有線の民謡があれば最高

 【世田谷・大工・佐藤好男通信員】私は居酒屋で一人、静かに飲むのが好き。特に有線で民謡が流れている店が好きである。
 家の近くの焼き鳥「くり山」では、11月から3月まで冬だけ限定のにごり酒、新潟の菊水「五郎八」(21度)を飲ませてくれるが、それを2~3合。
 その時、有線で私の好きな民謡をまわしてくれるときなどは、最高に気分がよい。
 スナックに行って、カラオケを歌うけれども、せいぜい3曲位で、気が向かないときには1曲も歌わないときもある。
 その気になって歌うときは私のいなか、岩手の「南部せみしぐれ」。
 その中でも2番に南部牛追唄が入っているのが大好きである。
 同席したお客さんに「民謡やってよ」といわれたときは、うれしくてその気になる。しかし、カラオケの民謡は合わせるのがむずかしく、特に酒を飲んでるときなど、うまく歌えないので、断ることが多い。


お正月から生ビール
実家の酒屋で親せき集い

 【墨田・書記・長妻伸治通信員】私の実家は酒屋を営んでいることもあり、毎年お正月は、おせち料理と生ビールで食卓を囲み、家族や親せきと新年を迎えます。
 わが家は曾祖父から3代続く酒屋だけあって、みんなお酒が好きでよく飲みます。
 親せき一同が顔を合わせる機会が少ないため、このときばかりは時間を忘れ、昔話から最近のできごとなどの会話で盛りあがり、用意した生ビールがあっという間になくなってしまうことも…。
 毎年お正月には、おせち料理とキンキンに冷えたおいしい生ビール、そしてみんなと明るく楽しく過ごすことによって「今年も1年間がんばろう」という気持になれます。これが私のとっておきのぜいたくです。


ふるさとへ墓まいり
亡き家族を語りながら一杯

 【荒川・看板・川又好一通信員】ボクにとって、ここ数年のぜいたくとは、今は亡き父と母と弟に会いにいく、ふるさとのお墓まいりです。
 お墓は山の中腹にあり、檀家は20軒位しかなく、住職もふだんはサラリーマンで勤め人をしています。年に2回お墓まいりに行きます。前日まで雨に降られたことはありますが、雨に降られながらの墓まいりは一度もなく、山のお墓はながめがすばらしく「しばらくぶりですね、今日は家族のだれとだれできました」。
 それからお墓の掃除をし「おいしいお菓子を持ってきました、食べてください」といって、みんなでお線香をあげて、そのお線香がなくなるまで、約1時間半位います。
 帰るときは、全員で「また来るからね」といって山をおります。
 そして、地元でとれた天然うなぎのうな丼と、天然どじょうの鍋で、一杯のお酒を妹夫婦とわが家と一緒に、父、母、弟の思い出話をしながら飲むのが、私のとっておきのぜいたくです。


頭から冷水が至福
サウナで熱さ耐えぬき

 【町田・大工・佐藤正一通信員】子どものころから、日本海が目の前にあったので、毎日のように学校帰りに磯釣りをしていました。
 車に乗ってまで海にでかけようとは思わず、誘われたときに行く程度になりました。
 今思うに、子ども二人のためにとなるべく家ですごした日日でしたが、成人し、生活のため、体のためを考えて、今は週2~3回のペースでスーパー銭湯に行き、サウナで自分の身体はどれくらい耐えられるのかと入ります。
 「まだ、がんばれる」「まだ、がんばれる」と30分以上入りつづけたあとに、冷水に頭から入ったときに至福を感じます。
 私の仕事人生が終ったら、また海のそばで、美しい夕日を見ながら、釣り糸をたらしたいと思います。


年一度の帰省かも
いなかでリフレッシュ

 【足立・瓦・森和夫通信員】私のとっておきのぜいたくは、食べること、買い物、いやいやなんだろう。考えるとなかなか浮かんでこない。
 仕事、組合活動で忙しい毎日がつづいている。仕事はいまいちだけど、たぶん忙しさに追われているからだろうと自分では思っています。
 そうだ、追われているような毎日で、年に一度、いなかに帰省することがぜいたくなのかも。新幹線に乗れるし(お前は子どもか)、ふるさとに帰ると気持が落ちつき、ゆっくり時が流れているような、自分自身がリフレッシュできる。
 また、亡くなった両親に近況報告すると、「これで東京に戻り、またがんばっていける」という気持になれるのです。
 これが私のぜいたくなのだと感じている現状でした。


止まらぬレース編み
今も眠る時間削るほど好き

 【豊島・主婦・相良眞理通信員】私の時間つぶしはレース編みです。
 高校生のときに習ってから50年になりますが、今も変わらずに編んでいます。特にパイナップル編みが好きです。眠る時間を削ってでも、もうひとまわりとレース編みをつづけています。
 今までで1番大きいものは、夫のベッドカバーでしたが、処分する時に一緒にすててしまいました。
 最近、持ち物を整理していて、余りのレース糸があり、10枚ほどのデイリーを編みました。
 飾る場所もないのに、今も編んでいます。嫁さんたちに残しても、よろこんでもらえないと思っています。
 それでもレースを編む手は止まりません。


イチ押しは岩盤浴
汗しぼり気分スッキリ

 【渋谷・設計・佐藤知子通信員】私のとっておき?とはいかないものの、楽しみのひとつにお風呂がある。
 お風呂といっても家ではなく、車で10分の所にある浴場施設。お風呂のほかに、岩盤浴、アカスリ、リクライニングチェアのテレビ室に、マンガ・雑誌を読めるゴロ寝室、そしてなかなかおいしいレストンラン。専用のガウンを着て、1日中ここでゆっくり過ごせるのだ。
 その中でもお気に入りは岩盤浴。テーマ別に室内の温度が違う各部屋を巡りながら、ここぞとばかりに身体の穴という穴から汗をしぼりだす。汚いものがでて、すべて取り除かれたようで、気分まで清清しく気持がいい。最高。
 日日の疲れを癒す、ちょっとぜいたくな場所。ただ、車で行くのでお風呂上りのビールが飲めないのが、ゆいいつ残念。


レンタカーでコストコ
円安高値も忘れて

 【中野・設計・筧豊通信員】私にとってのとっておきのぜいたくは、年に数回行く「コストコ」(会員制倉庫型量販店)です。まだ、こんなに円が安くならないうちから、わが家の行事です。
 レンタカーを借り、東京近郊のコストコに出向き、倉庫内を2人でカートを押しながら、商品を選んでいく。棚、ケースを見ながら、あっという間に2時間位経ってしまいます。
 食事ができるコーナーで、プルコギサンドとホットドッグとふだんは飲まないコーラを注文。イスに座って、ゆっくり食事する時には、これだけ円安が進んで、ひとつひとつの商品が高くなってきていることも、しばし忘れさせてくれます。
 帰って、食品を小分けして、冷凍庫に入れて満杯になっていくさまを見ると、3カ月は大丈夫かなぁと思います。
 レンタカーを返しながら、「あと何回いけるかなぁ」と。
 わが家のとっておきのぜいたくです。


自作の竿で海釣り
一匹でも釣れたら最高

 【西東京・看板・石田直樹通信員】私の趣味は海釣りですが、自分で作った竿で、1匹でも釣れたら、最高にうれしいものです。月に一度の船釣りが待ち遠しいのです。
 竿はひとことでいえないほどに、魚種によって違います。先のやわらかい物から、中ほどからしなる物、ガイドをたくさんつける物まで色いろです。今まで6本ほど作りましたが、あと3本作るつもりです。1本作るのに、正に1カ月以上かかるので、6カ月たってもできないのです。
 まぁ、ゆっくり楽しむことができます。
 また、釣れた魚は、その日の内に刺身や焼き魚、煮魚に料理して、一人身にはあまるほどの量を食べるので、お腹はいつも出ています。
 近所の方にもおすそ分けをしますが、だいたいは冷凍庫に入れて、次の釣りの前までには食べてしまいます。孫も釣りをやりたいといっているので、一式あげて使ってもらえたら、本当にうれしいな。


夫婦健康で何より
協力あっての母の介護

 【八王子・建築事務・湯浅宣子通信員】95歳の母を在宅介護しています。すべて忘却の彼方の母ですが、食べることだけが楽しみのようです。しんらつでお山の大将だったのに、すっかり赤ん坊返りした姿に愛おしさを感じています。
 孫嫁がきては「おばあちゃん」と声をかけると、最高の笑顔を返します。すべて母中心の生活で、もう後期高齢者の主人の協力あっての介護と思っています。
 ともに健康に恵まれ、子どもたちも優しく見守ってくれています。時間の合間にボランティア活動もできて、なんと幸せで最高なことでしょう。
 心身ともに健康で充実できれば、これ以上のぜいたくはありません。


友人とのおしゃべり
つながりだいじに脳に刺激

 【練馬・大工・相原辰子通信員】最近、年齢とともに、まわりの方がたが旅立ってしまうことが多い。多少の趣味もあるので、その方たちとのつながりもだいじにしているつもりです。
 子どもが小学生のころにPTAの役員で一緒だった方が大の親友で、なんでも話しあえました。勉強にもなり、自分も磨かれました。電話をすると一時間位しゃべってしまいますが、ムダではありません。
 人の悪口をいうでもない、そんな友が昨年の秋に亡くなりました。現在の友だちもだいじに時間を作っては話して、だんだん老化する脳に刺激を与えていきたい。
 そんなぜいたくな時間を少しでも多く持ちたいです。

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