建設業ではたらく仲間をサポート

現場から出てきた労働者にアンケートを使い対話

【本部・佐藤正雄記】５月１３日、中央卸売市場移転新築現場（豊洲新市場）で、退場時の労働者に対する現場宣伝を行ないました。江東支部、港支部の仲間にご協力いただきました。
　「東京都発注の豊洲現場は、引上げられた設計労務単価が積算に使われています。みなさんは、この単価をもらっていますか？」と呼びかけ、宣伝物を配布しながら指差しアンケートに取り組みました。
　１２０人が回答したアンケートからは、１万４千～１万６千円が２１％と一番多いのですが、１万円以下も１３％もあり、驚くような低い賃金水準が明らかになりました。東京都の設労務単価平均の２万３８６９円から、著しくかけはなれています。
　東京土建では、８月中をめどに、豊洲市場現場交流会を開催します。大型公共工事現場の情報を収集・分析し、これから始まるオリンピック関連施設工事現場など大型公共工事への対策に活かします。
　豊洲市場現場で働いた経験を持つ仲間がいましたら、本部にご紹介ください。