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○ 震災から人の命守る 熊本で講師・指導員研修会/カレッジ

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川尻公会堂の前で古川さんの説明を聞く

 【東京建築カレッジ・書記・吉川新吾記】東京建築カレッジ(小林謙二校長)は11月20、21日、講師・指導員研修会を熊本県内で行ないました。講師・指導員18人、理事3人、事務局3人の24人が参加しました。今年4月14日、16日に最大震度7の大地震に襲われた現地の被災状況を視察すると共に、仮設住宅団地における木造集会所の建設事例などを学びました。
 川尻地区では、木造の伝統構法の良さを発信し続けている建築家の古川保さん(すまい塾・古川設計室)による案内で、歴史的な木造建築物である川尻公会堂の被害状況を確認、住民の願いを受け修復に向かう取り組みを学びました。もっとも被害が大きかった益城町では、まだ解体されていない多数の建物の破壊状態を間近で確認し、構工法及び設計施工ごとの被害の違いを視察、震災から人の命を守る建築のあり方について問題意識を深め合いました。
 カレッジはこの研修会に先立ち、熊本復興支援募金に取り組み、研修生派遣事業主などから寄せられた募金は3等分し、熊本城修復支援募金、熊本県建築労働組合、益城町役場にそれぞれ手渡しました。
 この研修期間中にカレッジの教育実践の諸課題について意見交換も行ないました。

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