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○ 東京土建とともに歩みます 70周年記念祝賀会来賓からのメッセージ

先進的経験が全国へ
三浦一男 全建総連委員長

 東京土建一般労働組合が結成70周年を迎えられ、このような盛大な結成記念レセプションを開催されることに、全建総連を代表して心からお祝いを申し上げます。
 全建総連61万人のその約5分の1を占める最大の組合です。組合員が多いだけではなく、運動においても、組織においても全国を引っ張っていただいていることに感謝申し上げます。大手企業交渉、公契約条例などの賃金運動、住宅デー、住宅センターの運動、住宅リフォーム助成制度、建設アスベスト訴訟、一人親方の労働者性を確立する運動、建築カレッジの設立と技術対策など、東京土建の先進的な経験が全国に広がっています。
 組織の拡大強化でも拡大月間の取り組みや基礎組織の確立、法人事業所対策、青年後継者育成の運動など枚挙にいとまがありません。2017年を迎え、建設産業は大きな転換点を迎えています。3月末に一応の期限を迎える社会保険未加入対策の取り組み、建設キャリアアップシステムなど、建設労働者・職人の社会的地位の向上につながる可能性を持った取り組みです。
 東京土建の皆さんが全国の仲間と団結を一層強め、今後も全国を引っ張っていただくことに大きな期待を表明し、さらに発展されることを心よりご祈念申しあげます。

業界を大きく変える力
伊東昇 東京都連委員長

 東京土建70周年重ねてお祝いを申し上げます。70年の歴史の中で全建総連の中でもいくつかの組合がございます。しかしながら35人で始まった組織がこれほど大きくなった組合というのは本当にすばらしい。そうなった原因はたたかいながら自分たちの権利や雇用を勝ち取ってきたことだと言えます。都連のなかでも東京土建が運動をけん引しています。
 今年は日本国憲法施行70周年です。敗戦の中、戦争を二度とくりかえさないと今まで憲法を守ってきました。しかしながら非常に不安な時代になっています。われわれの業界も後継者がいない。東京土建がこの業界を大きく変える力をもってわれわれの先頭に立っていかれることを期待します。

東京の明日を創る
森田稔 東京地評議長

 1939年、双葉山が69連勝で安藝ノ海に全勝を止められたときに、NHKのアナウンサーは「やはり70、古来稀なり」といいました。一つのことを70続けるのは大変だということを表しています。
 戦後、日本が民主化されて労働組合がほうはいと湧き上がる中、先駆けとなって東京土建をつくったことに改めて敬意を表したいと思います。
 黒澤明監督が共同監督した作品で、労働組合を毛嫌いしていた人物が戦後第1回のメーデーに参加するという「明日を創る人々」という映画があります。東京土建が70年に留まらず、80年、90年、100年と引き続き東京の明日を創ることを祈念します。

情熱が70年脈脈と
宮本徹 衆議院議員(共産)

 東京土建の結成宣言を拝読させていただきました。焼け野原の日本の中で住宅を再建していく、道路や工場、産業を復興していく、これを支えるのが建設労働者、私たちなんだ、非常に志が高い、誇りある宣言です。そして未権利状態に置かれていた建設労働者の仲間の生活をしっかり守っていく、働きよい新しい日本をつくっていく、すごい情熱が盛り込まれています。
 私はこの仕事への誇り、そして仲間たちをしっかり守って団結して社会を変えていこうという情熱が、70年脈脈と皆さんの活動の中に受け継がれてきたと思います。それが数十人の組合から今日の十数万人の東京土建への大きな組織的発展につながったと思います。東京土建がさらに80周年、90周年、100周年とますます発展されることを祈念します。

若者は新3Kが大事
高木美智代 衆議院議員(公明)

 東京都民の生活を支えながら、そしてそこで働く建設従事者の生活を支え、社会的地位の向上を目指してこられた東京土建の皆さんの働きに心から敬意を表します。建設国保は昨年度よりも9億円プラスの、皆さんのご要望通りの金額を今回の予算案に盛り込めました。
 労務単価についても太田前大臣、石井大臣が連続で5年続けて引き上げました。しかし民間の皆さんの手元に届いているかといえばそうではないのが現状です。
 若者たちが安心してこの業界に入って来れるように「給料がいい」「休暇がある」「希望がある」、この新3Kが大事です。そのため公明党も全力で取り組みます。

東京の問題の解決を
松原仁 衆議院議員(民進)

 建設国保は党派を問わず守っていかなくてはなりません。同時に公契約条例を含め、様々な皆さんの立場の向上のため努力していかなくてはいけないと思っています。
 皆さんの業界で若い後継者の皆さんが陸続として参加してくることが、未来に向かっての大きな力が出てくることになると理解しています。若い方がたを同志として迎えながら、東京の様々な問題の解決をしていただきたいことを心よりお願い申し上げます。

アスベスト基金を創る
福島瑞穂 参議院議員(社民)

 建設国保をきちっと守るための、まさに現場からのたたかい、アスベスト問題では集会を何度も開き、裁判をやりながら問題の解決へ向かっている、そのことを、基金をつくるなど応援をしていきたいと思っています。
 設計労務単価は上がっているけれども現場になかなか反映をしていません。若い人たちがもっと技能を身につけてがんばれることを、政治の場で応援していきます。

建設国保を守る
尾崎大介 都議会議員(民進)

 都庁での一斉行動といった運動が実を結んでいることに敬意を表します。建設国保については私たちも都議会も重要議題として一生懸命頑張らせていただいています。
 東京都は昨年、舛添知事がやめて、小池都政になって4カ月が経過しているわけですが、豊洲新市場ではベンゼンが79倍、また環境基準値もなく出ただけで本来アウトのシアンが検出されるなど、これからの定例都議会で検証していかなければなりません。
 同時に設計労務単価が上がっても下請の方へ届いていない、こうした実情をしっかりとかみしめながら今年も一年頑張っていきます。

リフォーム助成見直す
河野ゆりえ 都議会議員(共産)

 市場問題は命に係わる食の安全の問題です。様々な困難はあっても皆さんと一緒にしっかりと命と健康を守るため頑張っていきたい。省エネ住宅リフォーム助成は見直して、今度は断熱サッシを使って窓をつくるという使いやすい方向へ改定がはかられています。
 私たちは皆さんと一緒に公契約条例の創設にも力を尽くし、アスベスト対策や建設国保など建設労働者の生活と命を守っていきます。

小池百合子都知事の祝電

お祝い
 東京土建一般労働組合結成七十周年記念式典が盛大に開催されますことを心よりお慶び申し上げます。建設産業における人材育成等に対する皆さま方の日頃からのご尽力に敬意を表しますとともに、今後の益々のご発展を祈念申し上げます。

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