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○ 作品は2年間の総括 20期生26人7班が発表/東京建築カレッジ

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スクリーンに映し作品の説明をする生徒

 2月19日、池袋の東京建築カレッジで2016年度第20期生卒業制作発表会が行われ2年生の20期生26人、1年生12人、生徒の事業主・カレッジ役員・事務局など88人が会場いっぱいに集まりました。
 小林謙二学校長のあいさつでは「今日は卒業制作発表ということです。学芸会発表のように、うまくいこうがいくまいが、結果について親御さんがよくがんばったねなどという場面があるが、がんばっただけではすまない。2年間の学習の総括であるとともに、これも大事な課題の一つです」と述べ、発表を前に緊張が広がりました。つづいて朝倉法明理事長の激励のあいさつの後、7班26人の生徒たちによる作品の発表が行われました。質疑応答の時間を含め全班のプレゼンは3時間以上に及ぶものでした。動機、制作段階の過程で発生する問題点や発見、身に付けた見識など作品の出来栄えだけでなく、制作を通じどう成長したかも重要な要素でした。

学童クラブに寄贈
滑り台と階段式本棚

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感謝状を受け取った小林校長(右)、隣は学童クラブの先生、左5人は遊具班のカレッジ生

 中でも特徴的だったのは、遊具を作って江東区枝川にある学童クラブに寄贈したという遊具班(5人)の制作発表です。
 まず学童クラブの先生に要望を聞き、その結果「胃ろうの子が食事をする際使え、また滑り台としても利用可能なもの。紙芝居収納になる本棚は階段になり、滑り台と連結すれば使用可能な合理的な遊具に決めました。

安全を最優先に材料にこだわり

 制作にあたり、安全であることを第一に階段部強度の実験や、滑る部分の板も材木店で話を聞いて直に買い付けてくるなど、惜しみなく工夫をしている様子がわかりました。プレゼンの後、学童クラブの先生が感謝状を読み上げ小林校長と遊具班に意を伝える一幕もあり、大きな拍手が起こりました。
 各班のプレゼンの際、講師陣からの質問が相次ぎます。準備不足の指摘、工法、材料、日本の木造建築の歴史、格式の見当違いなど多く出されました。作品の一部はけんせつプラザ東京で4月上旬(予定)に展示します。

カレッジ20期生卒業制作です

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竹を使った流し素麺の実演

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お社は精巧な造り

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合掌造りで犬小屋

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