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○ 支部経験報告/多摩西部

拡大は組織運動月間
新たな役員発掘でつながる

 【多摩西部・エクステリア・平松恵子さん談】多摩西部支部は今年度、2つの課題に直面しました。1つ目は就業実態調査をやりきる、2つ目は2020年支部定期大会を3800人で迎えるため年間2%実増を必ずやり遂げる。2つの課題達成のためには、組合員が一丸となり目標に対して意識する事が必要で、そのため、組織拡大を組織運動として月間を活かし「一人でも多くの仲間を訪問し、対話する事の重要性」を拡大方針の中心に据えた取り組みが必須となりました。結果は地域分会での1月1日現在での就業実態回収率94.6%、2017年1月1日現勢3586人(2.46%実増)となり、目標を超過達成できました。
 仲間への訪問に「あの人を訪問しても拡大対象者がいない、過去に何度も訪問しているため声をかけづらい」など消極的な発言が見受けられたため、今年度よりこれまでの「加入希望者や対象者はいませんか?」を廃止し、「困った時は東京土建へ相談を!」を合言葉に社会保険未加入問題に伴う相談で大勢の新たな仲間を迎え入れる事が出来たと同時に、協会けんぽ加入による脱退を抑制できました。
 訪問対象者も月間ごとに絞りました。春一番は一人親方や個人事業主など確定申告や労災を必要としている仲間へ訪問。春の拡大以降は月間ごとに就業実態調査の回収率に応じた報奨を設定し、就業実態調査を訪問材料として活用しました。社会保険未加入問題最終の秋の月間では、青年部・シニア友の会・後継者対策部・盛年会へ月間中のイベント開催を依頼し、全世帯向けマザー牧場での中間決起集会も行ない、全てのイベントが記載されたチラシを活用しながら訪問材料としました。また、府中国立支部と共催で行なった事業主名刺交換会で事業所への接触機会を設ける事ができました。
 拡大月間こそ多くの仲間との交流や繋がりが求められるため、支部では「新たな役員の発掘」を目標の一つに据えました。役員登用には分会間での交流が必要なため、夏の月間では各分会でのレク開催を目標に、秋の月間では具体的に「新たな役員登用で報奨」する事で分会役員の新陳代謝を促しました。

各会代表者連絡会で結束

 盛年会は組合未結集の仲間を同世代の役員が交流を通して分会の活性化を促す事を狙いとしています。発足間もない会ですが、今年度は会員拡大を方針の中心に据え、奮闘しています。秋のイベントでは対象者(現分会長)に常任執行委員を依頼したところ「同世代の仲間が役員をやっているのであれば自分も協力したい」と快諾。2018年度の役員を確約できました。
 昨年の12月に青年部・女性の会・シニア友の会・後継者対策部・盛年会の各会長を対象とした各会代表者連絡会を発足しました。これまでは、支部や各会が他会へイベント参加への協力をするとき、各会同士で依頼していましたが、今後は組織的な活動とするため会を通す事で結束力を強めます。
 また、秋の月間中の各会のイベントでは新たな仲間の参加を勝ち取ることが困難でした。今後は連絡会としてイベントを行なう事で各会が各会の対象者を拡大するなど支部全体の組織を活性化させる役割を担っていきます。

 練馬支部の経験報告は次号のけんせつに掲載します。

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