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○ 第88回メーデー すべての働く仲間と連帯しよう

松丸委員長が決意表明
東京土建はデコで盛り上げ

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訴える松丸委員長

 5月1日、「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」をスローガンに第88回中央メーデーが代々木公園で開催され、都内各地から3万人(東京土建は2088人)が参加しました。
 式典では小田川国民春闘共闘幹事が実行委員会を代表してあいさつし、政治改革への立憲野党の共闘と震災被災者への支援を呼びかけるとともに、共謀罪阻止、安定した雇用、格差と貧困の是正を訴えました。
 団体決意表明で東京土建の松丸委員長が登壇し、「建設労働者の賃金は上がっていない。長時間労働や技能工減少、若い世代の入職者不足が問題。大企業、ゼネコンは真剣に賃金・単価を上げなければいけない。アスベスト訴訟では公正判決を求めていく。国は軍事費に金を回すのでなく、防災・減災や原発に代わるエネルギー施策に金を使うべきだ。憲法と平和を守るたたかいに全力をあげることを決意する」とあいさつしました。
 式典終了後のデモ行進で東京土建の23区支部は、雷雨の中、思い思いのデコレーションでアピールしました。

人間らしい働き方を
三多摩には2700人

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アスベスト訴訟勝利へ協力を訴えた吉田原告団2陣共同代表

 第88回三多摩メーデーは、5月1日、2年ぶりに多摩川緑地公園を会場として、2700人(東京土建から896人)が参加しました。菅原一茂実行委員長はあいさつの中で、「安倍政権の働き方改革は、大企業の要求に従って政府が作成したもの。我々の要求はあくまでも8時間労働」と人間らしい働き方を訴え、時代に逆行した安倍内閣の政策を批判しました。
 課題別アピールでは、首都圏アスベスト訴訟の原告と東京土建の仲間たちが登壇。原告団2陣共同代表の吉田重男さんは、「皆さんの力で、国には5度勝つことができました。しかし製造企業は横を向いている。これから予定している太平洋セメント本社前宣伝行動に力を」と、訴訟勝利と被害根絶に向けていっそうの協力を訴えました。
 式典終了後、諏訪の森公園に向けてデモ行進しました。

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