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○ すべての公害なくせ 全国から集まり連日行動

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ニッショーホールの総決起集会でアスベスト被害について訴える首都圏建設アスベストの仲間

 【本部・須賀哲也記】6月7、8日に、公害被害者団体を集めた全国公害被害者総行動デーが開催されました。東京土建もアスベスト原告団を中心にのべ196人の仲間が参加し、全体では2000人が集まりました。
 初日の夜はニッショーホール。首都圏アスベスト訴訟からは神奈川の栗田原告が話をし、大工だった夫と次男がアスベストによって肺がんになり亡くなった事が話され、当時一緒に働いていた長男までもアスベストの症状が出てしまうのでは無いかと心配でしょうがないと訴えました。西村弁護団長からは署名の協力のお願いと裁判の状況などが話されました。
 2日目は東京電力本社前にて、チラシ配りをしました。その後、東電へ向け各参加団体から訴えました。福島の農民は「福島に会社があるだけで売れなくなるという風評被害に悩まされている。私たち農家はただ、種を植えて、野菜を育て、みんなに食べてもらいたいだけ。それだけの願いが出来なくなった。原発を作った国と東電には必ず償ってもらう」と訴えがあり、大きな拍手が起こりました。

アスベスト裁判合わせ行動

 【本部・高見京子記】5月26日、東京地裁2陣第17回期日の行動を行ないました。この日は、3人の遺族原告の被害立証がされ、練馬支部の石松恵美子さんと村山大和支部の川端泉さんが若くして中皮腫で亡くなったご主人の闘病中の苦しみと悲しみ、無念の思いを語りました。
 5月29日は東京高裁1陣13回期日。午前は足立支部の渡辺信俊さんが電工のアスベスト曝露の実態、午後は松丸一雄中央執行委員長が原告に代わって板金工の曝露の実態を証言し、最後に足立支部の赤間均さんが内装工の現場での作業実態を語りました。
 東京高裁1陣訴訟は、11月15日結審の方向で進んでおり、大きな山場を迎えます。

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