建設業ではたらく仲間をサポート

事務所訪問に向かう寺山さん（台東）と石井さん（港、左）

　【本部・竹腰隆樹記】全都で取り組んでいる都心部の日建連1次業者への訪問行動は、この2年間で港区、中央区、千代田区を終え、豊島区、文京区と地域を広げ、1600社を訪問してきました。
　7月11日は初めてとなる台東区内を29人の仲間で行動し、116社へ訪問しました。3人1組で班を作り、午前中に班ごとの作戦会議の後、対象事業所を訪問しました。
　水道工事業者では、「仕事はなく厳しい。労災の年度更新の書類がよくわからない、ちょうど良いところに来てくれた」と相談されました。防水工事業者では、ゼネコンからの法定福利費は低いとし、下請事業所の名簿を示しながら、「この事業所は社会保険が未加入。ここは法人にしたが解散予定の所」などと情報も聞けました。台東区でも、法定福利費は請求しているが工事費込とされ、十分確保できてない状況が判明。東京土建の業務メリットで組合に加入する可能性のある所や、下請事業所の相談の再訪問すべき数社を見つけられました。