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イラク 湾岸戦争の子どもたち/〔写真・文〕森住 卓 |
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劣化ウラン弾による痛ましい後遺症
【調布支部・住宅消毒・池上武雄記】
今アメリカのイラク攻撃計画で、世界は戦争か平和かをめぐって緊迫している。イラク攻撃のような無法がまかり通るなら、世界平和のルールや公正な国際的秩序の基盤が破壊され、21世紀は無法な世界に逆戻りさせられる。
日本国民の多くがイラク攻撃に反対しているにも関わらず、政府は「備え有れば憂い無し」と有事関連法案・国民保護法案等で国民をだまし、戦争に加担しようとしている。マスコミも「攻撃する側から」の記事や映像しか報道しない。
森住卓(もりずみたかし)さんの写真を見るまでは、湾岸戦争の実態について何も知らなかった。戦争から帰還したアメリカの兵士とその子どもたちに、癌や先天的な障害などの疾病が生じている、その原因が湾岸戦争で初めて使われた「劣化ウラン弾らしい」という。
白血病や癌など、それ以前には見られなかった患者が、バクダッドの病院に押し寄せて来るようになった。
劣化ウラン弾は、命中すると、装甲車を貫通し、一気に燃焼し、乗員を焼き尽くすと同時にエアロゾル(煙霧状)化する。
体内に入れば様々な障害を引き起こす。しかも放射性ウランは遺伝子を傷つけ、何世代にもわたって影響を及ぼす。
イラクの現状と、「戦争は絶対悪」ということが実感できる本です。 (高文研刊 2000円+税) |
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