6月のニュース
 

2006年6月1日
機関紙「けんせつ」第1821号より

Index

全支部目標達成し12万5千人
住宅デーの成功を
春の拡大月間
教育基本法改悪許すな 全国で阻止の運動広がる
新主婦の会長がんばってます
多摩西部主婦の会 こいこい祭りに友情出演
村山大和が第11回運動会
小金井国分寺の横井さん写真展
駐車の取り締り強化 6月1日から
中野すまいの相談室 NPO法人化し活動強める



全支部目標達成し12万5千人
江東支部第六砂町分会も順調に拡大成果をあげて5月25日に目標を達成。「秋もやりぬきいて、5500人の江東支部を実現しますよ」と、気合を入れています。

成果5千人に迫る
青年、主婦も目標超過達成

拡大トップを走り続ける府中国立支部の蓮澤委員長
 東京土建は春の拡大月間で組合史上初の「全支部拡大目標達成」をやりとげ、12万5千人の組合を実現しました。
 5月30日夜までの新加入者は4930人(目標4329人)、月間拡大率3・99%、(目標3・5%)、年間拡大率6・38%(目標6%)といずれも目標を大きく突破しました。
 拡大率トップは序盤から飛ばした府中国立で5・38%、調布、狛江も5%を超える成果をあげました。拡大数では江戸川が418人とトップで、足立、練馬に続いて、史上初の5千人の峰を築いた板橋が第4位と健闘しました。
 1月からの年間拡大率でも24支部が目標を達成、残る14支部も残る2日間全力で奮闘しています。分会でも70%近い392分会が目標を達成しました。
 また、青年部は359人(目標307人)、主婦の会も1439人(目標1391人)と超過達成しています。
 拡大運動の成功によって、強く大きくなった力で、東京土建は組合員・家族のいのちとくらしを守り、日本の平和と民主主義を守る運動をさらに前進させていきます。

住宅デーの成功を
仕事対策部長 瀬田宗市
仕事確保めざし
参加、宣伝強めよう
瀬田仕事対策部長
 6月25日の住宅デーは、全分会20%の組合員・家族の参加を目標にとりくみます。
 練馬支部は昨年「1群1企画」の方針をたて、若手組合員の参加もかちとり、みごとに達成し、大成功しました。
 三多摩では村山大和支部が本部方針を貫徹し、20%の参加を達成、今回の住宅デーでは「30%参加」に挑戦しています。「多くの仲間の出番を作る住宅デーは分会・群の確立・強化に大いに役立つ」と、足立支部は35%の参加に到達しています。
 多くの来場者を迎えるために、チラシ配布、ポスター掲示、町会、自治会、商店会、学校、幼稚園など、地域の諸団体へ協力・共闘団体への申し入れと、近所や以前に来場したお客への招待状の手渡しを行ないましょう。宣伝を一歩二歩前進させれば、来場者は必ず増やせます。
 住宅相談を15件から39件に増やした府中国立支部の経験もあります。来場者を会場にとどめる創意工夫と催し、仲間の腕の見せどころもつくり、地域の祭り、一大イベントの住宅デーとしましょう。感謝の心と町場での仕事確保と信頼関係を再構築する住宅デー成功へがんばりましょう。

春の拡大月間
 春の拡大月間は「春一番」拡大に引き続き各支部・分会の多くの仲間の奮闘で、東京土建は12万5000人の組織に到達しました。仲間たちの奮闘を紹介します。
板橋が5千人支部実現
目標に団結し前進築く
板橋支部仲宿分会も目標達成しました
【板橋・書記・阿部弘明記】
 板橋支部は春の拡大月間で念願の500人支部を実現しました。東京土建では5000人支部達成は13年ぶりのことです。
 板橋では、一時期4000人を割るなど、組織の減少が続いていましたが、2002年の春の拡大運動以来、4年5カ月で約1000人余を増加させることができました。
 増税などの負担増や大手ゼネコンによる低単価・低賃金の押しつけが改善されない状況が続いています。しかし、支部では「こんな時こそ東京土建の出番だ」と未加入者に声をかけてきました。最近の特徴は「健康保険料が高くて払えない」「保険証がもらえない」と困っている人が多いことです。またアスベスト講習会や健康診断、労災保険加入など組合の有利な業務・制度がきっかけに加入していることです。
 支部としては引き続き、6000人支部へ向けた、超過拡大と全分会達成へ向けて奮闘します。
多摩稲城
熱気の拡大センター
第5分会が牽引車に
新加入者(前列中央)と稲城第5分会の仲間
 多摩稲城支部としては順調な春の拡大月間ですが、その中で支部の牽引車となっているのが稲城第5分会(佐々木博分会長=195人)です。
 最終盤の5月29日、この日もセンターには30人もの仲間が集まっていました。目標達成まであと2人、なんとしても今日中にと、分会財政部長の佐藤さんは昼間の内に現場で話した職人さんに電話で粘りました。埼玉から通ってくる職人さんを含めて3人が加入し、一気に達成。
 佐々木分会長も齊藤雅美さん(大工・28歳)をセンターにさそって、加入をすすめ、その場で加入してもらい、目標を2人も上回る成果となりました。この勢いは、支部にも反映してこの日、多摩稲城支部も目標突破につながりました。
小平
初の百人拡大
労災チラシで即日加入
拡大目標の達成を喜ぶ小平支部中央分会のみなさん
 小平支部では、昨年秋の苦戦を教訓にして積極的な宣伝戦を展開して一気に局面の打開を図り、春の月間としては過去最高水準の100人を超える成果をかちとりました。
 1万5000枚の拡大チラシと新聞折り込み5万9000枚、一人親方労災で組合利用を訴えたチラシの個別配布4000枚、宣伝カーの運行はのべ9日間などがその内容です。これらはどこの支部でもやっていることですが、徹底して、仲間が地域に手配りでがんばったことが力になっています。一人親方労災ではチラシをまいた即日に加入があるなど、あらためて大量宣伝の威力が示された月間でした。
訪問活動で成果
目黒は7%拡大へ
目黒支部油面分会は25日に達成
 目黒支部は82人の目標を30日に達成し、さらに全分会の達成と7%拡大まで、最後の押上げに奮闘しています。
 目黒支部の特徴は、組合員訪問と組合員事業所の訪問を徹底して行なった結果、各分会とも成果は分会事業所からが多くあがりました。反面、新規事業所の拡大はあまり進まず今後の課題となりました。
 支部では、7%拡大に到達することが、秋と当面2500人支部回復を実現することにつながるとして、最終まで奮闘しています。
練馬は278人拡大
全分会達成やる
【練馬・書記・根岸弘子記】
 練馬支部は278人を拡大し、率で3・94%となり、月間目標を達成しました。達成分会も23分会と全分会達成目前となっています。5月25日には最終盤に向けた拡大分会長会議が開かれ、福岡組織部長は、この間の成果の特徴や分会の活動の教訓などを報告し、「支部目標とともに、全分会達成に向け最後の奮闘を」と訴え参加者からは「超過するまでがんばる」決意もありました。
新宿は6年連続花咲かせました
佐藤さん
【新宿・左官・佐藤金三記】
 4月、5月と2ヵ月にわたるとりくみとなった春の拡大月間ですが、スタートダッシュは大変よく、昼間行動は書記局および支部推進委員会の行動で、全都の上位を占める勢いでした。
 ところがゴールデンウイークの後、事業所はどこも忙しく、加入の説明を聞いてくれるどころではなくなり、成果がすっかりにぶってしまいました。
 さあ、何としても6年連続の達成に向けて、行動しなければなりません。必死でアポをとり、また各分会にもお願いし、加藤委員長はじめ、役員は「月間の花を満開に咲かせよう」を合言葉にみんなでがんばリぬきました。
 ついに5月23日に目標を達成。この日の組織部会は笑顔の決起集会となりました。団結して悪政とたたかえる組合をめざします。

教育基本法改悪許すな
全国で阻止の運動広がる
5.27集会
「悪法阻止」に5万人
「愛国心」押しつけ反対
5.27集会では「教育基本法改悪許さない」決議も採択された
 5月27日、「国民投票法は廃案にせよ」「子どもに愛国心を押しつけるな」など、小雨の代々木公園には、全国から5万人が結集し『5・27国民大行動』が行なわれました。(東京土建2500人)
 会場は見わたすかぎりの団体旗やプラカード。演壇からの「医療制度改悪、教育基本法の改悪、共謀罪、国民投票法を阻止し、政治のながれを変えよう」との呼びかけに「そうだ」と大きなかけ声と拍手でこたえます。
 主催者代表の堤敬東京地評議長のあいさつで始まった集会では、日本共産党の志位委員長、YWCAの江尻美穂子理事長、食料主権を訴えるインドネシア農民団体のヘンリー・サラギさん、映画「蟻の兵隊」の池谷薫監督がそれぞれの立場からあいさつ。
 たたかいの現場からとして、むしろ旗を掲げ、米軍基地強化に反対する沖縄県民や、大増税に反対する商工業者の訴えに続き、東京都教職員組合の近藤書記長は「東京都は日の丸・君が代を教師と生徒に押しつけ、従わない教師を処分するという事態が進行している。教育基本法「改正」案では、全国の学校が東京都都以上になる。そして『愛国心』を押しつけられ、教師と子どもの関係が断ち切られてしまう」と訴えました。
 集会後、参加者は新宿コース、渋谷コース、青山コースにわかれ、東京土建の隊列は青山コースでパレード。沿道の人々に悪法阻止と国民的要求の実現を呼びかけました。
緊急院内集会開く
研究者も「危険」と表明
憲法守る運動と一つになって宣伝
 教育基本法「改正」案は、衆議院特別委員会で審議がはじまり、会期末を控えて緊迫した情勢になっています。
 そもそも教育基本法は、昭和21年11月3日に公布された日本国憲法の精神を受け継ぎ、昭和22年3月31日に公布されました。教育基本法と憲法は表裏一体であり、準憲法的なものとして国民の指針となっているものです。
 教育基本法をめぐり緊迫した事態が続く中、5月15日、「教育基本法改悪を許すな・緊急院内集会」が開かれ、議員会館会議室は160人を超える参加者で埋まりました。
 会場からは「改正案は教育の根幹をゆがめるもの。“徳目”を学校と教師に押しつけ、憲法の思想信条の自由を侵し憲法に違反するもの」(都教組)など、発言があい続き法案阻止へ決意を固めました。
 5月21日には、教育基本法「改正」案を検討する公開シンポジュームが法政大学で開催され、約200人が参加。「基本法」が国家統制法にかえられると批判しました。

著名作家も懸念 重大な問題指摘
 作家の大江健三郎さんは「今度の国会で教育基本法が改正されることになれば、あとはアメリカの核兵器を頂点とした暴力的世界支配というものにあやつられて、巨大な人間の群れとして続いていくことになるだろう。憲法改正が行なわれる前に日本人の精神と課題である自立した民主主義への道が、最終的にとじられてしまうことになる」。
 澤地久枝さんは「私たちが愛したいという国にしないで何で愛国心なんて強制されるんですか。心の問題を、何で国会で決めて私たちに強制するんですか」と抗議の声を上げています。

反対つぎつぎ
全教が声明 連合も反対

 全日本教職員労働組合は5月16日、「教育基本法『改正』法案廃案のために、すべての職場、地域から力をあわせてとりくもう」とする石元巌委員長の談話を発表した。
 声明は「『教育の憲法』といわれる大切な法律を短時間の審議でおしとおすことは、断じて許されません」と強調。「改正」のねらいが「戦争する国」の人づくりと国家による教育支配にあると指摘、廃案に追い込むためにすべての教職員と父母、国民が共同を広げることを訴えました。連合は18日の中央執行委員会で、教育基本法改正案と国民投票法案について、国民的議論もなく、法案にも問題があるとして、反対することを確認しました。
教育に愛国心や徳目、競争はいらない
緊迫! 教育基本法「改正」案私はこう思う
高橋さん
心痛みうめく今政治に目を向く
【村山大和・主婦・高橋久美子さん】
 教育勅語の元、兵隊さんになり、死ぬことが美徳と教えられた義父と6年生の子を持つ私。
 偏差値教育の中、エリートの花道である大企業に身を置き、ゆとり教育を片目で見ながら、成果主義に苦しむ人々。あいまいな表現で法案の国会通過を待つ政府。心が痛みうめくような今を生きる、大人も子どもも。「子どもを変えるには教育が一番近道」と語る元教師。私情に流されることなく人の親として、これを期に政治に目を向けたい。
 メーデーのあの日に「戦争を許した国を私たちに渡さないでください」と訴えた少女たちの声は忘れない。
佐藤さん
愛国心の押つけ改悪案には反対
【練馬・大工・佐藤康治さん】
 教育基本法がどのように変えられるのか、多くの人は知らないのではないか。
 改正論議の中で、ホリエモンや耐震偽装などさまざまな凶悪事件を引きあいに出し、憲法と教育基本法改正の理由にしているのはとんでもないことです。今の教育の荒廃といわれる根本問題は、これまで政府が教育基本法を遵守しないで、教育予算を削り、愛国心と競争社会を先取りする指針を押しつけて、教育の自主性をゆがめてきた結果で、これらをもっと進めるための「改悪案」になっている。
 愛国心や日の丸、君が代を教育現場で押しつけられることには反対です。
伊関さん
学校は予算なく締めつけばかり
【文京・主婦・伊関菜歌子さん】
 私は中学校でPTAの活動をしていますが、学校の予算が足りなくて、卒業アルバムや写真代、臨海学校など、子どもの行事ごとに費用がかかり、保護者も大変な思いをしています。私立校でも同じです。それに学校をよくしようとしても、校長や副校長の立場を悪くするために、言うことができません。
 文部科学省は自治体の教育委員会を通じて、教育指導要綱や「ゆとり教育」など、細かいところまで締めつけており、学校現場がおかしくなってきています。
 子どもたちは、みんな仲良く楽しく公平に勉強できればいいことで、愛国心とか徳目など、ましてや競争とかを持ち込んではいけないことで、教育基本法「改正」案には断固として反対します。
悪法推進へ本音を語る
 教育基本法「改正」を積極的に発言している三浦朱門元教育課程審議会長は「できるものは百人に一人でいい。非才・無才には、実直な精神を養ってもらえばいい」。また、西村眞吾衆議院議員は「お国のために命を投げ出してもかまわない日本人を生み出す」などと発言しています。
 また、東京都は03年10月に出した「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国家斉唱の実施について」という通達を出し、従わない教師は処分することにし、350人を処分しました。
 まさに教育基本法「改正」の先取りが行なわれています。

新主婦の会長がんばってます
平和守る仲間広げて
憲法、教育基本法守りぬく
下野さん
【八王子・主婦・下野夏都子記】
 私は主婦の会会長を引受けてから、いろんな集会や学習会に参加して、私自身少し変わってきたと思います。
 そして、主婦の会の任務についてあらためて実感したことは、土建のすごさ、奥の深さです。ことに主婦の会は土建にしかない独特の組織であり、日本の働く人びとのいのち、くらし、平和を守るために立ち上がっている多くの女性たちや団体とともにたたかっている組織であるという頼もしさ、誇りです。

私自身が少し変わった
 このすばらしさをもっとみんなで確認し、仲間を広げていく源にしたい。そのために学び、語りあい、行動する、きっとそこから会員の真の団結も生まれ、強い主婦の会が育っていくと思います。
 今年力を入れていきたいのは、なんといっても平和の問題でしょう。小泉内閣のもとこのところにわかに戦争への準備が見えかくれしながら着ちゃくと進められています。
 このことに私自身もひとみをこらし、もっと敏感に反応し、動かないと、とり返しがつかない世の中になってしまう。憲法を守りぬく! 教育基本法は変えない! このことにつきるのではないでしょうか。
 私はそのように行動していく場所が、主婦の会だと思います。
千人めざす江戸川
バス3台でカニ食べに
久田さん
 東京土建38支部の中で最大の支部が江戸川支部、主婦の会の新会長になった久田節江さんは開口一番、「うちの主婦の会の組織率は低くて7%くらい、まず10%の1000人の主婦の会をめざしたい。この春150人の会員を拡大したのですが、役員の定年制の導入でやめられた方も若干いました。組合員拡大とセットで加入されるといいんですが」と話します。
 自身は14年前、何もしらずに主婦の会に加入して担当書記だった堀さんのすばらしいリードで主婦の会の存在意義を教えられたと話します。
 久田さんは「地域で建築の仕事をしている私たちは、住宅デーや土建まつりなど住民と一緒に楽しみながら仕事につなげる努力をしてきました。区長さんもきてくれたり、あるいは国会に行ったり、主婦の会に入っていろんなことを勉強するチャンスを得てきました。もし入っていなければ私は井の中の蛙でした。今年は青年部、後継者対策部と一緒になって、何か企画したいですね。恒例のバスハイク、今年は7月9日にバス3台でいわき市のヒミコにカニピラフを食べに行きます」。
 久田さんは、主婦の会活動の他に社交ダンス、ガーデニングが今の生きがいです。町会の役員もつとめ、家にいる時間より、外の方が多いパワーあふれる新会長です。

多摩西部主婦の会
こいこい祭りに友情出演
ポーズも決まったソーラン節
【多摩西部・主婦・平松恵子記】
 5月21日、東大和市役所の駐車場で行なわれた東大和民商主催の「こいこい祭り」に出演依頼があり、多摩西部主部主婦の会体操クラブ「ジェリービーンズ」11人で参加しました。
 宇崎竜童の「八木節」は竹を使ってリズムよく踊り、威勢のいいイトウタキオの「ソーラン節」では多くの来場者も買い物の足をとめて、一緒に手拍子、かけ声をかけ、会場が一つになって盛り上がりました。
 「建築職人のかあちゃんパワー」の踊りで、東京土建を宣伝することができました。

村山大和が第11回運動会
拡大最終盤の意思統一も
500人が参加した村山大和の運動会
【村山大和・書記・伊藤亜也子記】
 5月21日、武蔵村山市野山北公園で第11回村山大和支部大運動会を開催しました。来賓には尾又東大和市長をはじめ、今野市議会議員、本部の松尾常任中執、唐澤書記も参加していただきました。
 当日はみごとな快晴に恵まれ、組合員・家族あわせて500人が参加。女性たちの熱い戦い「パン食い競争」で幕を開け、巧(たく)みさが勝負の「車輪回し」、家族の呼吸が必要不可欠な「親子キャタピラ競争」、「分会対抗リレー」など、大いに盛り上がりました。
 最終結果は、若手組合員が大活躍した大南西分会が優勝し、閉会式では拡大最終盤に向けて参加者全員で意志統一しました。

小金井国分寺の横井さん写真展
 小金井国分寺支部の横井毅臣さん(造園・78歳)が「花その生と枯」というテーマで写真展を開催します。
とき 6月21日〜27日
会場 コダックフォトサロン(中央区銀座6〜4〜1東海堂銀座ビル3F)地下鉄銀座駅徒歩3分

駐車の取り締り強化 6月1日から
所有者の責任も問う
12区で駐車監視員を導入
 6月1日より道路交通法が改正され、放置駐車違反の取り締りが変更・強化されます。主な変更点は左下表のようになりますが、一定の工期をもった現場における駐車場の確保はもとより、現場の下見や打ち合わせといった短時間の駐車であっても取り締りの対象となります。
 事業所名義の車両の違反については、運転者だけではなく、所有者が放置違反金を納付する義務が生じるとともに、納付せずにほうっておくと車検手続きができなくなります。

警察はガイドラインを公表
 民間の駐車監視員による放置駐車違反の事実確認と標章の取りつけが都内では12区(千代田、中央、港、新宿、文京、台東、墨田、江東、品川、渋谷、豊島、江戸川)43の警察署で民間委託されます。各警察署長は駐車監視員が重点的に活動する場所・時間帯を定めた「駐車監視員活動ガイドライン」を策定・公表しており、警視庁のホームページで公開されていますが、本部も冊子にして各支部に配付します。
 支部でも自治体が行なっている住宅相談・あっせん事業や家具転倒防止金具の取り付け工事等での訪問など、自治体との提携・共同事業における駐車は、自治体から各警察署に対して申し入れをすすめてもらうなど、改正道路交通法対策のための懇談を自治体と行なってください。


中野すまいの相談室
NPO法人化し活動強める
「NPO法人中野すまいの相談室」開設レセプション
【中野・書記・小林治彰記】
 「NPO法人中野すまいの相談室」開設レセプションを5月19日の夜、東京土建中野支部会館に住宅センター会員や来賓など64人が参加し盛大に行ないました。
 第1部で『新建ハウジング』紙の三浦編集長による記念講演、第2部では中野社会福祉協議会など多くの来賓から組合が設立したNPO法人船出にあたっての激励の言葉をいただきました。
 「中野すまいの相談室」は、支部住宅センターを発展させる議論の中から生まれ、今年2月東京都のNPO法人の認証を得ました。組合が日常的にとりくんできたボランティアや相談活動をNPOの精神や目的に沿って運営していきます。大局的視点として、地域のなかで誰もが安心して住み続けられる住まいやまちづくりの構築を掲げつつ、仲間の仕事や就労確保の要求に応えていきます。今後どれだけ多くの組合員がこの運動にかかわるかがこの法人の前途を左右し、また介護事業なども含めた事業展開を可能にするものと確信しています。