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国保制度にも助けられた
加入したのは自分の意志ではなく、私が勤めていた会社の社長の判断で、社員ともども加入することとなったのです。会社、社員の健康と暮らしを守るため判断したのだと思います。当時社員は8人、秋の拡大月間での加入となり、会社だけで1つの群を作りました。 翌年には早速群長に就任し、毎月毎月欠かさず群会議を開催しました。まだ土建の組織自体を十分に把握しておらず必死で役員の任務を遂行しておりましたが、月日とともに組織の中身もだんだん理解できるようになりました。 そんな折、社長が脊髄病で約3ケ月入院、退院したと思ったら、今度は私の方が虫垂炎が悪化してしまい2ケ月の病院生活。悪いことが続くもので数年後には社長の長男が心臓弁膜症で大手術。当時は10割給付でしたので、本人だけでなく、家族も会社も大助かりでした。現在は療養費3割負担ですが、私と同時に加入した同業者が昨年の夏、排便の時苦しいので検査した結果、大腸癌と判明、手術で回復し現在は元気で働いています。「高い保険料を払っているのに、入院したことなど一度もない」とぼやいていた矢先のことでした。この一件以来「土建国保のありがたさが分った」と心より感謝しておるとのことです。 私は人前でなかなか話すことが苦手だったのですが、今では数百人を前に壇上に上がっても、何ら気後れすることもありません。教宣部を担当し、文書も除々に上達、手紙を出す時にも役立っています。また仕事のない時など仲間の協力で大変助かっています。私も東京土建に加入したおかげで多くの仲間ができました。地元の民主団体との連携で、組合以外にも多くの知り合いを作ることができました。 (府中国立)
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