東京土建国保健診

土建国保では、建設従事者に対応した健診を無料で実施しています

 東京土建国保では、建設従事者の健康を守る視点で健診を実施しています。2008年度からメタボリックシンドローム対策として、東京土建国保などの医療保険者に40歳から74歳の方への特定健康診査(特定健診)の実施が義務付けられました。しかし、国が定めた特定健診では検査項目が少なく、建設従事者にとっては不十分な内容です。そのため、東京土建国保では検査項目を独自に追加し、さらに家族の対象年齢は19歳以上とし、充実した内容の健診を実施しています。都内近郊に約240カ所ある健診契約機関で受診券を利用すれば年1回無料で受診できますので、東京土建国保の健診を受診してみんなで健康を守りましょう。

建設従事者のための健診を
各支部で年複数回開催

 東京土建の各支部では「支部集団健診」を実施しています。集団健診を受けられなかった方は、個別に健診契約機関へ申し込んで受診することもできます。また、アスベストによる健康被害を早期に発見できるシステムを、専門医と提携して確立しています。通常の健診では発見しづらい疾患でも、専門医による診断なら安心です。

 

契約外の医療機関で受けた
健診費用の一部が戻ります

①個別受診
 かかりつけ医など、契約外の医療機関で受けた健診でも、特定健診の検査項目を受診している場合には、年度内(4月1日〜翌年3月31日)に1回上限5,000円(胸部レントゲン検査を含む場合には7,000円)を申請により補助します。
②事業所健診
 東京土建国保に登録がある法人又は個人事業主が、健診契約機関以外で事業所健診を行ったとき、国保組合に加入する従業員の健診結果などを国保組合に提出した場合は、一人あたり3,000円の提供料を支払います。

 

がん対策

 対象年齢の方が、下表に定めるがん検査を健診契約機関(下表のがん検査を取り扱う健診契約機関に限る)で東京土建健診と同時にオプション検査として受ける場合、利用者負担は下表の金額となります。


※翌年3月31日までに対象年齢に該当する方が対象になります(誕生日前でも受けられます)。
※この扱いを実施できる健診契約機関は順次契約を進めています。実施可能な健診契約機関は、東京土建国保ホームページまたは東京土建国保・健康増進課(03-5348-2982)、または所属の支部へお問い合わせください。
※対象年齢以外の方は、全額自己負担となります。

 

家族も組合員と同じ内容!

以下の検査項目が年度内(4月1日〜翌年3月31日)に1回、自己負担なく受診できます。

東京土建健診(無料)と特定健診の比較表

※1 40歳以上の方に実施しています。胸部レントゲンの再読影とは、東京土建健診・節目健診で撮影したレントゲンフィルムから、じん肺の所見の有無を判定するため、専門医を含む複数の医師で、より正確な判断を行うためのものです。
※2 40歳以上の方に実施しています。(一部実施できない健診契約機関があります。)
□…保険者によって選択する項目
△…医師の判断に基づき実施する項目